未経験でもCRA(臨床開発モニター)に転職できます【経験あり】

こんにちは、あゆみです。
CRAを経験し、現在はフリーランスで中国語翻訳の仕事をしています。
未経験でもCRAに転職できるの?
今回はこの質問に回答します。
この記事を書いている私は、ドラッグストアからCRAに転職した経験があります。
私が就職したのはCROのCRA職(臨床開発モニター)。転職エージェントを利用したとき、CRAの仕事を勧められました。
本記事の内容
●未経験でもCRAに転職できる
●CROにいたCRA転職組
●CRAになるためにMRを経験する必要はあるか?
●おすすめは辞める前提で転職すること
すべて、私の経験をもとに書きました。
未経験でもやる気次第、努力次第だと思います。そして、努力してだめだったとしても、経験値は残ります。
※この記事は3分で読めます。ぜひ、一歩を踏み出すヒントにしてみてください。
未経験でもCRA(臨床開発モニター)に転職できる
未経験からでもCRAに転職はできます。
数年前の話ですが、私も未経験からCRAに転職しました。
私のケース
ドラッグストアに勤務
↓
中国に2年間留学
↓
CROに転職
転職事情は時代によって変化しますので、私の転職時にあった求人が今も同じとは限りませんが、一つの参考になるはずです。
もしお目当ての会社情報に「経験者」と条件がかかれている場合、エージェント経由で未経験からの応募の可能性について問い合わせてもらうといいです。
私は転職エージェントでCRAの仕事を紹介してもらい、転職にいたりました。
先に仕事情報をチェックしたい方は、
薬剤師の方ならリクナビ薬剤師、薬剤師でない方ならリクナビNEXTに登録がおすすめです。
他業種案件もあるリクナビ薬剤師(定番・大手なので安心・他業種もあり)
情報収集から始めるならリクナビNEXT(案件多数・情報収集からしたい方向け)
※どちらも無料で、登録は1分で終わります。
CROにいたCRA転職組
CROには未経験から転職した人が一定数いました。
私のいたCROでは毎月、中途入社する社員が数人いました。
未経験からCRA転職組のバックグラウンド
●薬剤師→CRA
●看護師→CRA
このほかにもいたはずですが、何十人という同僚のバックグラウンドは知らずじまいでした・・・。
薬学・看護学科以外の学部出身の人もいましたので、文系出身でもやる気次第でCRAに転職することはできると思います。
CRAになるためにMRを経験する必要はあるか?
●薬学系のバックグラウンドがない
●仕事も医療関係でない
その場合に、CRAになるために、MRを経験することを検討する人もいるかもしれません。
私はMRは経験していませんが、上記プランを考えている方に質問されたら、私は
その必要はない
と回答します。
すでに何らかの社会経験があり、今からMRを数年経験して、CRAに転職する場合、
いざ転職するときに、年齢がネックになる可能性があります。
これは私がCROに転職後、上司から言われた言葉が根拠になっています。
私は28歳のとき、CROのCRA職に応募しました。
面接官を担当した上司から入社後に、「一番のネックは年齢だったんだよ」と告げられました。
周りを見渡しても、転職組で多いのは20代半ば。28歳は少ない方でした。30代の人もいましたが、経験者でした。
では、なぜ上司が年齢を重視したかというと、私の経験からわかることは次の点です。
CRAは体力仕事で、年齢とともに負荷がかかる
CRAの具体的な業務はこちらに書いてありますが、本当に体力が求められます。
>>>【元CRAの経験談】CRAの仕事内容は?激務とは本当?CRA転職のメリットは?
>>>CRAは担当病院のスタッフからひどい扱いを受けるの?【経験から対策方法まで紹介します】
対人関係にうまく対応するスキル、フットワークの軽さ、月1/3以上の出張に耐える体力、マルチタスク管理、休日も病院からかかってくる電話への対応。
CRAの仕事にはやりがいを感じていましたが、同時に「CRAを長く続けることはできないな」と感じていました。
残業が続くだけで、帯状疱疹やヘルペスを発症します。
自分は平気だと思っていても、身体はSOSを発しました。
より営業色の強いMRを経験してまで、CRAを目指そうとすると、「経験」という材料がそろったときに、年齢がネックになる可能性があります。
●薬学系のバックグラウンドがない
●仕事も医療関係でない
上記にあてはまり、それでもCRAに興味があるのであれば、転職エージェントに相談してみるのがいいと思います。
未経験・違うバックグラウンドからの転職の可能性があるのか、登録して聞いてみるのは無料です。
気になっているだけでは現実は変わりません。無料なら失うものはありませんので、担当者に会って聞いてみるといいです。
CROにいると、別の部門の人と仲良くなったときに、その部門特有の仕事内容を教えてもらったり、海外出張の募集案内などを教えてもらったりすることがありました。
もしかしたら、CROの別の部門にまず配属されたあとにモニター部門への異動もありえるかもしれません。
本当にCRAをやりたいのであれば、まずはもぐりこむのもアリだと思います。
おすすめは辞める前提で転職すること
これからCRAの仕事につく場合は、辞めた後のことを考えて転職することをおすすめします。
個人の力を高め、複数の収入の柱を実現していくべき、が私の主張です。
理由は下記記事に書いています。
前半で書いた通り、CRAを長く続けることは体力的に難しいです。
女性の場合、出産すると、モニター職を続けることはほぼ不可能です。
出産した女性の多くは、復帰後にアシスタントCRAとして内職勤務になります。
安定している企業であれば、そのように長く勤務することもできるかもしれませんが、昨今の日本の事情から、定年までこの状況がつづく保証はありません。
私自身、CRO入社時に「5年以内に辞める」ことを決めていました。
その後、CRAの経験をいかして、フリーランス翻訳者になりました。
在宅で、子どもの病気に対応しつつ、仕事をするライフスタイルは実現しました。
しかし、この仕事スタイルは、
●自分が健康である
●労働を引き換えに収入を得る
という点では、CRAと変わりません。
会社勤務が在宅勤務になったにすぎません。
そのため現在は、次のステップに向けて活動しています。
私の場合は「翻訳」が次の目指すステップでしたが、人によってさまざまなはずです。
これからCRAに転職する場合は、企業でのキャリアアップに加えて、ぜひ別の生き方も考えてみてください。
最終的にやりたいことにCRAの経験が役立つ場合は、今未経験でも、医療関係の仕事経験がなくても、まず行動すべきです。
薬剤師の方ならリクナビ薬剤師、
薬剤師でない方ならリクナビNEXTに登録しておきましょう。
他業種案件もあるリクナビ薬剤師(定番・大手なので安心・他業種もあり)
情報収集から始めるならリクナビNEXT(案件多数・情報収集からしたい方向け)
※どちらも無料で、登録は1分で終わります。
私のように、行動することで知らなかった情報が手に入ることもあります。
こちらの記事もよく読まれています